物心ついた時から漫画を読み続けてきた漫画好きが選ぶガチで面白い【完結済み漫画】のおすすめを紹介です。
ジャンル別に世代を超えた不朽の名作から最新作まで名作100作品を厳選してご紹介します!
ぜひ次に読む漫画選びの参考にしてください!
【PickUp】完結済み漫画ベスト10!
ここでは、私が特におすすめしたい完結済み作品をピックアップして紹介します!
PandoraHearts
作品名:「PandoraHearts」(パンドラハーツ)、著者:望月淳 、巻数:全24巻
主人公オズは身に覚えのない罪によって、闇の監獄・アヴィスへと堕とされる。
アヴィスの中で記憶を失った少女アリスと出会い、契約を交わしたオズはアヴィスから脱出する。
しかしそこは10年後の世界だった。アリスの失われた記憶とは何か?そしてオズの罪とは?
主人公たちの過去、歴史の真実、全てが明かされた時、バラバラの伏線が一つの物語へ繋がっていく。
練りに練られたストーリー展開に驚くダークファンタジーです。
圧巻の伏線回収から1度読み終えた後にもう一度最初から読みたくなること間違いなしの作品です。
キャラも非常に魅力的で、敵も味方もカッコいいです。
それぞれが自分の信念、愛する者、守るべきモノのために戦います。
それがたとえ歪な愛情であったとしても、、
ダークファンタジーとしては、1、2位を争う面白さだと思います!
進撃の巨人
作品名:「進撃の巨人」、著者:諌山創 、巻数:全34巻
手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生!
巻を読み進める毎に印象が変わる作品です。
人類と巨人の戦いの話から様々な世界の謎が解き明かされていくに従って、残酷な世界の違った側面を理解することが出来ます。
とにかく予想外の展開ばかりでずっと驚かされてきました。
話自体は複雑なので、何度も繰り返し読みましたが、いつ読んでも面白い何十年後も語られるであろう名作でした!
鋼の錬金術師
作品名:「鋼の錬金術師」、著者:荒川弘、巻数:全27巻
兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
いつ読んでも色褪せない傑作ダークファンタジーです。
どのキャラクターがみんなたくましく、非常に魅力的で、ストーリーも最初から最後まで中だるみなく、伏線も全て回収してます。
この壮大な物語をまとめ上げる作者の構成力には脱帽です。
少年漫画とは思えない深いメッセージ性も感じる本作品、漫画好きなら必読です!
SLAUM DUNK
作品名:「SLAM DUNK」、著者:井上雄彦、巻数:全20巻(新装再編版)
※2024/8/26時点でSLAM DUNKには、電子書籍版はありません
中学時代、50人の女の子にフラれた桜木花道。
そんな男が、進学した湘北高校で赤木晴子に一目惚れ! 「バスケットは…お好きですか?」。
この一言が、ワルで名高い花道の高校生活を変えることに!!
言わずと知れた名作。バスケだけでなく全スポーツ漫画の頂点というべき存在です。
面白いスポーツ漫画を探していて、SLAM DUNKをまだ読んでない方は、調べるのを辞めてまずはこの作品を読むべきです。
圧倒的な熱量、感動、多くのものを与えてくれる作品です。
後のスポーツ漫画やSLAM DYNKを読んだ多くの方に影響を与えた本作。漫画が人の人生に影響を与えるとすごいことです。
CLAYMORE
作品名:「CLAYMORE」、著者:八木教広、巻数:全27巻
古より人が妖魔に喰われる存在であった世界で、妖魔に対抗する手段として背に大剣を背負い妖魔と戦い続ける戦士「クレイモア」の物語。
はじめは、よくある化物と人間の闘いを描いた話だと思っていたんですが、クレイモアと呼ばれる少女たちや妖魔の設定がよく考えられてるなと読み終わってみると感じます。
クレイモアの中にも強さのランクみたいなのがあってランキング上位の戦闘シーンは厨二心をくすぐります。
また敵の最強格を「深淵の者」というんですがこの言葉も厨二心に火をつけます!
最終巻もかなり綺麗な終わり方で、読後には大作を読み終わった感を味わえるおすすめの作品です。
チェンソーマン
作品名:「チェンソーマン」、著者:藤本タツキ、巻数:全11巻
※11巻までは公安編として完結済みですが、2022年8月より続編の学園編が連載中。
悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。
主人公デンジは、チェーンソーの悪魔であるポチタと契約し、チェーンソーマンに変身する力を手に入れる。デンジは公安のデビルハンター・マキマに拾われデビルハンターとして悪魔を狩りながら、マキマさんのため最強の悪魔「銃の悪魔」討伐を目指す。
チェーンソーマンは、魔性の女・マキマさんが魅力的です。
マキマは、同業者からも畏怖される存在ですが、趣味は映画鑑賞、性格は優しく寛容でどこか人を引きつける魅力を持っています。
主人公・デンジも憧れの存在のマキマのために戦っています。
マキマが何を考えているのか、敵なのか、味方なのか、目的が全く読めないこととミステリアスなキャラと相まってどこか不気味さがあります。
果たしてマキマさんの目的とは?気になる方はぜひ読んでみてください。
寄生獣
作品名:「寄生獣」、著者:岩明均、巻数:全10巻
シンイチ…『悪魔』というのを本で調べたが…いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ…他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物。高校生・新一と、彼の右手に誤って寄生したミギーは互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物との戦いを始めた。
「地球上の誰かがふと思った。人間の数が半分になったら、いくつの森が焼かれずにすむだろうか。」
「地球上の誰かがふと思った。人間の数が100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1になるだろうか。」
「地球上の誰かがふと思った。生物(みんな)の未来を守らねば」
で始まる本作は、深いメッセージ性のある作品です。
寄生獣ミギーと主人公の関係性の変化や主人公の成長など物語としても良く出来ており、哲学的な側面でも考えさせられる素晴らしい作品です。
世代を超えて読まれる文句なしの名作です!
金色のガッシュ!!
作品名:「金色のガッシュ!!」、著者:雷句誠、巻数:全33巻
完全版は全16巻なので今から読むなら完全版がおすすめです。
天才的な頭脳から周囲と馴染めず、鬱屈とした日々を過ごしていた高嶺清麿は、ある日、赤い本を持つ謎の少年ガッシュベルと出会う。本を読むと電撃を発するガッシュを危険視する清麿だったが、ガッシュの真っ直ぐな性格に徐々に心を開き、周囲との関係も改善していく。やがてガッシュの前に、ガッシュと似た本を持つ子供達とそのパートナーが敵として次々と現れる。ガッシュは1000年に1度行われる魔界の王を決める100人の子供達の一人だった。戦いに苦しむ魔物の少女との出会いからガッシュは「やさしい王様」を目指し、清麿と共に王の座を目指していく。
ガッシュと清麿のようにこの戦いは、魔物の子とパートナーの人間の関係性が面白いです。
魔物の子供達は、力を出すためにパートナーに呪文を読んでもらう必要があるため、必然的にパートナーである人間も戦いの場に立ちます。
むしろ戦いのセオリーは、人間を狙って本を燃やすことで、本を燃やされた時点でその魔物は敗退となるからです。
ガッシュや清麿のように戦いの中で戦友となっていくペアもいれば、友達や恋人、どちらかが支配しているなど、そのありようは様々です。
その様々な関係性にドラマが生まれ、魔物の子供達の退場シーンは、涙無くしては見れないものも多いです。
からくりサーカス
作品名:「からくりサーカス」、著者:藤田和日郎、巻数:全43巻
※完全版は紙のコミックのみで発売されており全26巻です。
遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男・鳴海、勝を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね。3人の数奇な運命を描く。鳴海との別れをきっかけに物語は、勝・しろがね編と人類に仇なすからくり人形との闘いに巻き込まれる鳴海編に別れます。
全く異なる物語は、交錯しながら一つに収束していく、、
本作は、なんと言っても悪役が非常にクズですが、魅力的です。
黒幕の正体は、本作品の重大なネタバレとなるので記載しませんが、自分の恋した女性を三代に渡って追いかけ回し、その過程で全人類を不幸に陥れた自分勝手で、正に吐き気を催す邪悪そのものです。
その邪悪な男が「自分を信じて『夢』を追い続けていれば、夢は必ず叶う!」と主人公が言いそうな名言を堂々と言います!
からくりサーカスは伏線も満載で、散りばめられた伏線が最後1つのストーリに収束していく素晴らしい作品です。
黒幕の正体が気になるかたはぜひ読んでみてください。
封神演義
作品名:「封神演義」、著者:藤崎竜、巻数:全23巻
紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける! 殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?
中国の小説「封神演義」を大胆にアレンジした少年漫画で、SF、ギャグ、バトル要素がふんだんに入っております。
古代中国の王朝交代時の裏側の仙界の戦いを描いています。
まず主人公の太公望が非常に魅力的で、ずるくて卑怯なんだけど、要所要所でむちゃくちゃかっこいいんです。
最初は少しだれますが、後半は読む手が止まらなくなるほど面白く、ラストの読後感は最高です。
何年立ってもふとまた読みたくなる魅力を持った作品です!
「不朽の名作」おすすめ完結漫画
ここでは、完結済み作品の中でも語り継がれる不朽の名作を紹介します!
DRAGON BALL
作品名:「DRAGON BALL」、著者:鳥山明、巻数:全42巻
山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。
ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。
彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する!
少年漫画界のレジェンド的大ヒット作品。
はじめはバトル漫画というよりギャグ漫画チックに始まった作品ですが、どの章も非常に読みやすく面白いです。
世代を超えて愛されている理由が分かる作品です。
誰にでもおすすめできる名作です。未読の方はぜひ読んでみてください。
NARUTO
作品名:「NARUTO」、著者:岸本斉史、巻数:全72巻
ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!! そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?
何度読み返しても名作です。
一巻の幼かったナルトが最後は立派な忍者になっているのは、全巻読み終えると感慨深いです。
ナルトの境遇は何度読み返しても切ないですが、その困難を乗り越え仲間とともに成長していくナルトは本当にかっこいいです。
努力・友情・勝利と全てが詰まった王道中の王道の傑作少年漫画です!
BLEACH
作品名:「BLEACH」、著者:久保帯人、巻数:全74巻
虚と呼ばれる悪霊を退治する死神代行となった主人公・黒崎一護。死神は現世と霊界の均衡を保つ調整者として、魂魄の成仏や虚の退治を行う。
本作は、藍染惣右介と言うキャラが非常に魅力的な作品です。
藍染の魅力は、圧倒的な強さとかっこいい名言の数々です。
強さのインフレが激しいBLEACHにおいて初登場時からその強さはトップクラスを維持し続けました。
名言も豊富で以下愛染の名言の一部です。
「憧れは理解から最も遠い感情だよ」
「あまり強い言葉を遣うなよ弱く見えるぞ」
BLEACHは、愛染以外も名言が豊富な大作です!
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―
作品名:「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」、著者:和月伸宏、巻数:全28巻
逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心――彼こそは維新志士の中で最強無比の伝説をもつ「人斬り抜刀斎」であった。維新後、その熱き想いで人々を守り続けた流浪人・剣心の活躍を描く!
幕末の激動の時期、良き世の中のため、キレイ事ではすますことが出来ないことを剣で請け負っていた男の1人。
維新志士の中で最強と称された『人斬り抜刀斎』という人斬りの過去を持ちながら、不殺を誓った逆刃刀で信念に従う流浪人・緋村剣心の物語。
剣心が今を生きる人々と出会いや別れ、宿敵との戦いの中で己の過去と向き合い、新時代へと進んでいく剣戟ストーリー。
色褪せない名作だと思います!
鬼滅の刃
作品名:「鬼滅の刃」、著者:吾峠呼世晴、巻数:全23巻
時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!
鬼滅の刃はキャラが良いです!特に本作のラスボス「鬼舞辻無惨」は、知的かつカリスマを持った存在に描かれてますが、思い通りにならなければ癇癪を起こし部下を殺す、精神年齢は子供みたいなキャラです。
これだけ聞くと小物感溢れて、魅力的かは微妙なところですが、無残のすごいところは、最後まで自己中心的でキャラがぶれないことです。
最終決戦でもやばくなったらすぐ逃げるし、部下へのパワハラも惜しみません。
挙句の果てには、自分を倒した主人公に野望を託し、満足してこの世を去っていきます。
特に悲しい過去を持っているわけでもなく、自業自得の末に行き着いた最後ですが、自らの行動を省みることも有りませんでした。
正にどうしようもない、邪悪そのもの。理由なき悪意というのは存在するということを教えてくれるキャラです。
幽★遊★白書
作品名:「幽★遊★白書」、著者:冨樫義博、巻数:全19巻
教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…!
最初は日常ハートフルな話が中心だったのですが、どんどんとバトル路線にシフトしていきました。
日常物も面白いのですが、バトル漫画になってからもむちゃくちゃ面白いです。
バトルの迫力、キャラの台詞回しにはそれぞれ個性があって、作者の非凡なセンスを感じます。
ふとした時にまた読み返したくなる、いつ読み返しても面白い名作です。
うしおととら
作品名:「うしおととら」、著者:藤田和日郎、巻数:全33巻
蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!
心が熱くなれるマンガです。主人公ととらの相棒感が最高です。
人と妖がタッグを組むマンガは数あれど、漫画史上最高のバディはうしおととらなのではと思います。
巻を追う毎に様々な人々と出会い、成長していく二人。
どんな困難にも負けず進み続ける二人に感動出来ます。
ストーリーも素晴らしく、最初期の伏線が終盤付近で回収されていき、驚きの連続でした。
HELLSING
作品名:「HELLSING」、著者:平野耕太、巻数:全10巻
舞台は英国。吸血鬼による暴虐な事件が横行していた。そこで結成されたのが、反キリストのバケモノを狩る機関王立国教騎士団通称「HELLSING機関」。その一員である主人公アーカードは吸血鬼討伐のエキスパート。彼自身も吸血鬼であり、銃で撃たれようと、首をもがれようとその肉体は不死身。事件に巻き込まれ吸血鬼の体となってしまったセラス・ヴィクトリアも機関に加わり、団長インテグラルの指揮のもと、今日も吸血鬼事件の鎮圧に向かう。
最強の吸血鬼アーカードが英国国教会を狙う様々な敵と戦っていく話。
登場人物がそれぞれめちゃくちゃ濃いです。どのキャラも台詞回しがとにかく格好いいです。
また、登場人物がみんな狂っていて(いい意味で)最高です。
そんな濃いキャラたちの中でも特に少佐のイカレ具合は凄まじく、それでいて格好いいです。
魅力的な悪役がいる作品は名作ですよね!厨ニ心をくすぐる名作です。
DEATH NOTE
作品名:「DEATH NOTE」、原作:大場つぐみ, 漫画:小畑健、巻数:全12巻
このノートの名前を書かれた人間は死ぬ。死神が人間界に落とした1冊のノート「DEATH NOTE」。ノートを拾ったのは正義感が強く優等生の夜神月。デスノートを拾ったことをきっかけに犯罪者を抹殺し、「犯罪者のない理想の新世界」を作ることを決意する。その月を追うのは、世界一の名探偵”L”。この二人を中心に壮絶な頭脳戦が繰り広げられる。
本作ほど純粋に知略だけで勝負を展開した漫画はないと思います。
月もLも優秀でその二人が相手の次の一手を読み合い、対策を練る。
どちらが勝ってもおかしくないと思わせてくれるほど、優秀に書かれた二人の頭脳戦は、必見です。
月の思想とかには、一部共感できますが、やはり私はL側を応援したくなりました。
結末としては、漫画版より映画版の方が好みです。
どちらも面白いので、見てない方はぜひ見てみてください。
ハイキュー!!
作品名:「ハイキュー!!」、著者:古舘春一、巻数:全45巻
おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!
バレー漫画と言えば「ハイキュー!!」というくらい完成された作品です。
迫力のあるコマ割り、高い画力で漫画なのに本当に動いているような迫力のあるシーン満載で非常に読み応えがあります。
また、主人公をはじめ、どのキャラクターも個性的でかっこいいです。
スポーツ漫画の定番ストーリーである挫折、努力、成長がキャラ毎にあり、キャラそれぞれが自分の信念を持って動いていてるので、感情移入しやすいです。
王道な熱い青春スポーツ漫画をお探しなら正にぴったりの作品です。
「SF」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済みSF作品を紹介します!
イムリ
作品名:「イムリ」、著者:三宅乱丈、巻数:全26巻
支配階級カーマ達は、他人の精神を操る侵犯術を使い、奴隷階級のイコル達を支配していた。カーマ達が住む星マージの隣星ルーンは、古代戦争の際カーマ達により凍りつけにされていたが、4000年を経て氷は溶け始め、カーマたちは命の宿らない星であるマージを捨て、故郷であるルーンへの移住を始めていた。
支配階級の少年デュルクはルーンへの研修旅行で、カーマの支配体形や古代戦争の真実を知ってしまいカーマに反発する。そしてカーマが隠していたある道具の使い方を発見してしまったことで命を狙われるようになってしまう
イムリはその練られた壮大な世界観が魅力的な作品です。
作者によって作られた世界観が壮大すぎて、最初の数巻は、用語の意味や舞台、キャラの関係性などの説明をしながら進んでいきます。
少し複雑な話ですが、読んでいればだんだんと理解できます。
理解すれば、これほどまでに壮大で面白いSF漫画があるのだろうか?いやないと思います。
宗教、人種差別、身分制度などの問題も織り込まれた重厚なストーリーが魅力的な本作品。SF好きには、ぜひとも一読してほしい作品です。
サマータイムレンダ
作品名:「サマータイムレンダ」、著者:田中靖規、巻数:全13巻
幼馴染の潮が死んだ――。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ケ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行われる葬儀。だが島にはある異変が…? ひと夏の離島サスペンス!
ミステリー+タイムリープ物です。
何度もやり直しながら島におきた異変、事件を解決していく話ですが、その事件が島に伝わる言い伝えと関係していることが分かってきます。
事件の薄気味悪さとタイムリープのストーリが上手く交わって、スリル満載で話が進んでいきます。
ループ物の醍醐味である伏線も満載で、意味がわからないシーンも後から繋がってきます。できれば一気読みしたほうが楽しめると思います。
練られた素晴らしいストーリを堪能したい方にはおすすめの作品です。
惑星のさみだれ
作品名:「惑星のさみだれ」、著者:水上悟志、巻数:全10巻
雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった…ハズが、ある日現れた喋るトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否するまもなく、既に指輪と能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女・さみだれ。彼女にはデッカイ企みがあった!?平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!
主人公とヒロイン、その仲間たちが地球を守るために戦う話。
ではあるのですが、主人公やヒロインには別の野望があって、、と味方側も一枚岩ではありません。
この話は能力バトル物ではなく、少年少女たちの青春物語であり、主人公の成長物語であり、様々なな考えが交錯する群像劇です。
そして何よりすごいのが、物語に張り巡らされる伏線です。
最終巻ではキレイに回収されてストーリーが繋がり、作者の水上先生の手腕に驚かされます。読んだあとに人に勧めたくなる魅力ある作品です!
スピリットサークル
作品名:「スピリットサークル」、著者:水上悟志、巻数:全6巻
桶屋風太(フータ)は14歳の中学二年生。ダイキ、テツ、ノノ、ウミという4人の気のイイ友達に囲まれ、ちょっぴり霊視も出来たりして、父の言う所の無敵の中学生活を送っていた。ある日、石神鉱子という額の大きな傷を堂々とさらした美少女が転入してくる。フータは鉱子に一目惚れするが、彼女の背後霊イーストを視て、会話してしまったため以降の生活が一変してしまう……。現在・過去・未来が交錯する輪廻転生ファンタジー!!
輪廻転生や過去生をテーマにした本作品。
設定が素晴らしく、前作の惑星のさみだれ同様に読み手に簡単には読み切らせない伏線を張り巡らせています。
読むたびに次はどうなるんだろう?とワクワクさせてくれる作品で、こんな重厚なストーリーをわずか6巻に収めて書かれる作者の構成力には脱帽です。
SF好きは必見の作品だと思います!
GANTZ
作品名:「GANTZ」、著者:奥浩哉、巻数:全37巻
地下鉄のホームで撥ねられ死んだはずの玄野、加藤は謎のマンションの一室に一瞬にして転送される。そこに置かれた得体の知れない黒い球の指令により、ねぎ星人の暗殺を命じられた玄野らは、状況を把握できないままねぎ星人の元へと転送される。マンションにいた仲間によってねぎ星人は殺されるが、新たなねぎ星人が現れ…。
主人公たちが指定されたターゲットを倒しに行くといった単純な目的を強いられるデスゲームです。
一見安っぽいショーのように感じますが、単純だからこそ命のやり取りに緊張感があります。
最近の作品のデスゲームは、舞台設定の説明が多かったりしますが、GANTZは何の説明もないまま話が進んでいくので、読者はこれからどうなっていくんだろう?というワクワク感がすごいです。
「え、どういうこと?」と主人公たちと同じ立場に立たされた感覚を味わえます。先が読めないSFだからこそ面白いのだと思います。
グロくてちょっとエロいシーンも多い作品なので、苦手な人は注意してください。
Dr.STONE
作品名:「Dr.STONE」、原作:稲垣理一郎 作画:Boichi、巻数:全26巻
一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。数千年後――。目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する!! 空前絶後のSFサバイバル冒険譚、開幕!!
文明が崩壊した世界で超天才科学者・千空が仲間たちとゼロから文明を作っていく物語。
世界設定やストーリーも面白いですが、なんと行っても科学や歴史を学ぶことができ、非常にためになる漫画です。
フィクションめいた物語の謎を「科学」を使って紐解いていく斬新な物語に夢中になってしまいました。
主人公の科学への情熱が熱く、
「『科学ではわからないこともある』じゃねえ わからねえことにルールを探す そのクッソ地道な努力を 科学って呼んでるだけだ……!!」
「ファンタジーに科学で勝ってやんぞ 唆(そそ)るぜこれは…!」
など名言も豊富!全少年たちに読んでほしい作品No.1です。
PSYREN―サイレン―
作品名:「PSYREN―サイレン―」、著者:岩城俊明、巻数:全16巻
西暦2008年、主人公・夜科アゲハは、「PSYЯEN」と書かれた赤いテレホンカードを手に入れる。
その赤いテレホンカードは、連続神隠し失踪事件に関わる都市伝説「秘密結社サイレン」へとつながるものだった。幼馴染の雨宮桜子が「助けて」と言い残し、失踪したことを知ったアゲハは、テレホンカードを使用して、別世界サイレンへと行く。サイレン世界とはなんなのか?アゲハ達は、命をかけたゲームに巻き込まれていく。
本作の面白い要素はサイレンと呼ばれる世界の設定です。
サイレンとは、一巻の最後に明かされるのですが、サイレン世界とは、「文明が崩壊した未来の地球」です。
アゲハ達主人公は、なぜ文明が崩壊したのかを突き止めるためサイレン世界(未来)と現代を行き来しながら謎を解き明かしていきます。
本作は、バトル漫画ですが、未来と現在を行き来して謎を解き明かすSF要素も含まれており、
未来のキャラの過去や現代のキャラの成長した姿が見えたり、過去の行動により未来が変わるなどSFならではの展開にワクワクする作品です。
All You Need Is Kill
作品名:「All You Need Is Kill」、原作:桜坂洋, 漫画:小畑健、巻数:全2巻
人類は今、かつてない戦争をしている。敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。ジャパンの南方、コトイウシ島で繰り返される戦闘。初年兵であるキリヤ・ケイジと戦場の牝犬と呼ばれるリタ・ヴラタスキは、まだ見ぬ明日を求める戦いに身を投じていく――。
原作は小説で、コミカライズされた作品です。映画化もされました。
殺されては巻き戻るタイムリープに巻き込まれた主人公。
なぜタイムリープがおきるのか?どうすれば抜け出せるのか?どうやってギタイを倒せばいいのか?
何度も死に戻りを繰り返しながら物語の謎を解いていき、成長していく主人公とヒロインの話です。
ストーリー展開、絵の迫力も素晴らしく、衝撃のラストに驚きました。
全2巻で終わるので、テンポもよく名作だと思います。
ぼくらの
作品名:「ぼくらの」、著者:鬼頭莫宏、巻数:全11巻(完全版は全5巻)
夏休み、過疎地の村へ“自然学校”にやってきた少年少女15人。1週間が経ったある日、海辺の洞窟へ探検に入った一同は、その奥にコンピューターを持ち込んで住んでいた謎の男・ココペリと出会う。彼は自分が作ったゲームをやらないかと誘い、宇白可奈を除く14人の中学1年生が同意して契約を結ぶ。半信半疑で宿舎に戻った一同だったが、その日の夕刻、大きな物音と共に巨大ロボットが現れて…
世界の命運をかけて少年少女たちがロボットに乗って侵略者と戦う話。
ロボットを動かすたびに子供がひとり死ぬという残酷な設定。
少年少女たちそれぞれのドラマは胸が締め付けられます。
また、張り巡らされた伏線が回収されていく終盤は驚きの事実と展開です!綿密に考えられたシナリオに圧倒されました。
SF好きなら、漫画好きなら見ておくべき作品の一つです。
ヴァンパイア十字界
作品名:「ヴァンパイア十字界」、原作:城平京, 漫画:木村有里、巻数:全9巻
遠い昔、夜の国の至高のヴァンパイア王は、あまりの強さから人間だけでなく同族からも恐れられた。そしてついには愛する女王を人質にとられ、王は処刑されることとなる。しかし、それに狂乱した女王は自分でも知りえなかった秘めた魔力を暴走させ世界を崩壊の危機へと追い込んでしまう。人々はかろうじて女王を世界のどこかに封印するが、王はそれに怒り、自ら夜の国を滅ぼしてしまう。
女王を助け出すために、王は封印をめぐって同族や人間たちと果てのない戦いを続けていく。最後のヴァンパイア王「ローズレッド・ストラウス」は、守るべき国も民も捨てて封印を探す放浪を、千年以上も続けている…。ただ、愛する女王「アーデルハイト」を取り戻すために。
原作の城平京 先生はミステリ作家で、本作も謎が謎を呼び展開を全然予測することができません。
物語の根幹である”真相”が二転三転する展開が続きます。
様々なキャラの視点による真相が語られるのですが、その真相も別のキャラ視点では違ってきたりと何が真実なのか?読者もキャラと同じ視点で勘違いしてしまいます。
伏線の貼り方も巧妙で全てが繋がったときの衝撃はすごいの一言でした。
誰にでも自身を持っておすすめできる傑作だと思います!
ぼくの地球を守って
作品名:「ぼくの地球を守って」、著者:日渡早紀、巻数:全12巻
亜梨子(ありす)は植物と交信する能力を持つ高校生。
ある日、隣家のイタズラ小学生・輪(りん)を誤ってマンションのベランダから転落させてしまう。
奇跡的に回復した輪は、もう一人の自分に覚醒していた…。一方、亜梨子は前世の夢を共有する同級生に出会い…!?
だいぶ古い作品なので絵が懐かしい印象。今は続きの次世代編が連載中。
前世でしたこと、でもそれは自分ではなくて、でも記憶はあって。
記憶に振り回されながらも成長していく高校生たち。
振り回されすぎて壮大なテーマになるけど、どこかおもしろい作品です。
「バトル・アクション」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済みバトル・アクション作品を紹介します!
SHAMANKING
作品名:「SHAMAN KING」、著者:武井宏之、巻数:全35巻
シャーマンて知ってる!? この世とあの世を結んで、神・精霊・死者の霊なんかと交流する事が出来る不思議な能力を持った人らしい…!僕のクラスに来た転校生・麻倉葉は、実はそのシャーマンだったんだ!!!
シャーマンキングはなんと言っても敵であるハオ様が魅力的な作品です。
口癖は「ちっせーな」。千年の時を生きる大陰陽師でどこか達観した雰囲気と常にニコニコしていたりととらえどころのない人物です。
ハオ様の魅力は、憎みきれない性格と圧倒的な強さです。
シャーマンキングでは、巫力と言われる力を測る数値が作中で使用されているのですが、主人公・麻倉葉が巫力300程度であったときにハオ様の巫力は「125万」。
何倍だよ!?とドラゴンボールのフリーザ様の戦闘力52万もびっくりの桁違いぶりです。
作中で常に最強キャラであり続けたハオ様。そのハオ様を倒すため主人公達は戦います。
絶望的な戦力差で一体どうやってハオ様と戦うのか気になる方はぜひ読んでみてください。
うえきの法則
作品名:「うえきの法則」、著者:福地翼、巻数:全16巻
森あいは、同じクラスの植木耕介に疑問を抱いていた。テストの時、彼が消しゴムカスを集めて握ると、手から小さな木が生えてきたのだ。あいは植木の後を付け、彼の行動を見続ける。そしてわかったのは、植木が“掌で覆える物を木に変える”という能力を持っているという事だった。そしてその能力を与えたのは、なんと担任の小林先生らしい。その理由は…!?
能力バトル物ですが、設定が斬新でした。
どのキャラの能力も〇〇を〇〇に変える力という設定で、各キャラその能力を上手く使いこなしています。
ここまで上手く能力設定を活かしたバトル漫画は少ないのではないでしょうか。
主人公の能力がゴミを木に変える力というのも斬新で面白いと思いました!名作だと思います。
Fate/Zero
作品名:「Fate/Zero」、原作: 虚淵玄、漫画:真じろう、巻数:全14巻
願いを叶える「聖杯」を求め、7人の魔術師とその使い魔たちのバトルロイヤル――セイバーのクラスを冠する少女と、「魔術師殺し」衛宮切嗣の運命は!?
大人気作品「Fate/Stay night」の10年前を描いた作品です。
主人公はセイバーのマスターでFate/Stay nightでは、主人公の育ての親として作中で度々語られる衛宮切嗣です。
『正義の味方』になりたかったと語る切嗣ですが、Fate/Zeroでは、暗殺や脅しなど勝つためには手段を選ばず奔走します。
彼は様々な苦難や絶望の末に本作のような自分になってしまったのですが、それでも純粋な理想を追い求めるという悲しい男の話です。
そしてこの物語の裏主人公的な位置に言峰綺礼という男がいます。
彼は、万人が美しいと思うものを理解できず、背徳に喜びを見出す自分に気づかないふりをして生きていました。
今回の闘いで、自身が破綻者であり、他者の苦痛に愉悦を感じることを知ります。
彼は悪党ではないですが悪人であり、非道ではないですが外道です。
そんな二人の男が聖杯を賭けて戦うFate/Stay nightの前日譚。
Fate/Stay nightを知っていればより楽しめますが、知らない人でも楽しめる作品です!
地獄楽
作品名:「地獄楽」、著者:賀来ゆうじ、巻数:全13巻
最強の忍として畏れられ、抜け忍として囚われていた画眉丸は、打ち首執行人の“山田浅ェ門佐切”から無罪放免になる為の条件を突きつけられる。その条件とは極楽浄土と噂の地で「不老不死の仙薬」を手に入れること…!! 生死を悟る忍法浪漫活劇、開幕――!!
罪人たちとその処刑人のペアで不老不死を求めて、謎の島を探索する話。
謎の島の独特な世界観と敵のデザインが不気味で、どこか薄気味悪い雰囲気が漂います。
罪人たちの罪の理由や過去、処刑人たちのストーリーなど各キャラにしっかり設定があって、各キャラたちがそれぞれ魅力的でした。終わり方も最高でした!
トリコ
作品名:「トリコ」、著者:島袋光年、巻数:全43巻
世はグルメ時代! IGO直属ホテルの料理長・小松は、局長から「ガララワニ」捕獲の命を受ける!! 任務に抜擢されたのは、カリスマ“美食屋”トリコ!! 二人は最高の食材を求め、命を懸けた旅へ出発するが…!!
美味な食材を求めて、主人公のトリコと相棒の料理人・小松と共に、グルメ世界を冒険する話。
美食屋たちは自分のフルコースを完成させるために様々な食材を求めて冒険します。
グルメ漫画ではなく、どちらかと言うと食材を独占しようとする美食会と戦うバトル漫画ですが、最初の方にでてきた食材は本当に美味しそうです。
グルメ+バトル漫画という他にはない設定で、王道少年漫画です!
家庭教師ヒットマンREBORN!
作品名:「家庭教師ヒットマンREBORN!」、著者:天野明、巻数:全42巻
ダメ人生を送る中学生・ツナの家に、家庭教師がやって来た! 見た目赤ん坊、本業殺し屋のリボーンの目的は、ツナをマフィアの10代目にすること! 死ぬ気になれば何でもできる!?と命がけのお勉強が始まった!
初期はほのぼのギャグ漫画でしたが、徐々にバトル漫画へとシフトしていきました。
ギャグも結構面白いですが、バトルは絵が上手く迫力があってさらに面白いです。
バトル漫画への転換は成功だったのではないでしょうか。
リボーンはとにかくキャラが魅力的でみんなかっこいいです。
ストーリーも熱くておすすめの作品です!
RAVE
作品名:「RAVE」、著者:真島ヒロ、巻数:全35巻
光の聖石レイヴと闇の魔石ダークブリングの戦争により、世界の10分の1を破壊したと言われるオーバードライブが起こってから50年後の世界。主人公・ハル・グローリーは、初代レイヴマスターのシバと出会い、レイヴを引き継ぐ。二代目レイヴマスターとなったハルは世界を救う旅にでる。旅の先々で多くの人と出会い、別れを経て世界の真実へたどり着く。ハルが選ぶ答えとは。
本作の唯一の謎がヒロイン・エリーの記憶です。
エリーは登場時から記憶がないのですが、時の番人と呼ばれるジークハルトが時の障害となるとして、殺しに来たりとただの少女ではない事が示唆されています。
物語が進むにつれエリーの記憶が明かされていくのですが、完全にわかるのはかなり終盤になります。
このエリーの記憶と世界の真実がわかる瞬間がRAVEで最も盛り上がり、面白い瞬間です。
途中で少しストーリがだれてしまいますが、ぜひここまで読んでみてください。
きっと読んでよかったと思うはずです。
炎炎ノ消防隊
作品名:「炎炎ノ消防隊」、著者:大久保篤、巻数:全37巻
全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物”焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす”人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から”悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、”ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、”焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!
消防隊×ヒーロー、宗教や悪魔などが上手く交わり違和感のない独自の世界観が構築されている作品。
主人公たちは炎に関する能力者だが、炎系の能力という設定でここまで書き分けられるのはすごいなと思います。
バトルは迫力があって読みやすいです。
ストーリーはテンポも良く、シリアスな展開や謎の中にギャグや日常なども交えつつも伏線が散りばめられていきます。
完成度の高い作品だと思います!
クローズ
作品名:「クローズ」、著者:高橋ヒロシ、巻数:全26巻
最強の男・坊屋春道を中心に暴走するはぐれ者。群れることを拒んだアウトサイダーの怒りと友情!!
ヤンキー漫画の金字塔的作品。
登場する男たちはコワモテばかりですが、漢気あふれる奴らばかりです。
殴り合いによりわかり合い、その後は一生の友になる。アツい友情ドラマが魅力的でした。
どのキャラもかっこいいですが、特に主人公は普段はおちゃらけなのに最強。決める所はきっちり決めて見ていいて気持ちいいです。
そんなかっこいい漢たちの物語です。
七つの大罪
作品名:「七つの大罪」、著者:鈴木央、巻数:全41巻
かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!!
王道ファンタジー少年漫画!
七つの大罪を持つ仲間たちが個性的でストーリーも面白いです。
キャラの設定がよく、主人公たちが七つの大罪を背負った過去はみんな切ないです。
この設定がしっかりしているからこそ、キャラの行動が一貫しています。
主人公たちが最強クラスというのも見ていて爽快感があり、ストーリー展開にワクワクする作品です。
東京喰種トーキョーグール
作品名:「東京喰種トーキョーグール」、著者:石田スイ、巻数:全14巻
続編の「東京喰種トーキョーグール:re」は全16巻完結済みです。
“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!
人間味のある主人公・金木の強い正義感と人を喰うという倫理観の葛藤が上手く描かれた作品だと思います。
人類を捕食する喰種、その喰種を討伐する機関CCG、お互いが長い戦いの中で憎しみを持っており復讐の連鎖は続いています。
そんな喰種の世界に人間社会から半人半喰種の半端者として引きずり込まれた主人公・金木のもがきや苦しみを感じて欲しい。
そしてその地獄の中で主人公がどう選択し、道を切り開いていくのか、苦しみを乗り越える勇気と覚悟を教えてもらえる作品だと思います。
マギ
作品名:「マギ」、著者:大高忍、巻数:全37巻
砂漠を旅する少年・アラジンが、とあるオアシス都市で出会った2人の女性・ライラとサアサ。2人は、野菜や果物を行商するキャラバンの仲間で、ライラにとってサアサは砂漠で行き倒れていたところを助けてくれた大事な友だちでもあった。だが、ライラは元・盗賊団の一味であり、思わぬことからそれがバレて、キャラバンから追放されてしまう。1人取り残されたライラに、アラジンは…?
平和とは?正義とは?を考えさせられる作品です。
作品内では、主人公たちだけでなく多くのキャラが様々な迷いを持っています。
その中で答えを他人に依存してしまうものも出てくるのですが、大事なのは自分で考えて選択することなんだと言うことを学べます。
敵もただの敵というよりそれぞれに信念があり、他の少年漫画のように真に憎むことが出来ないです。
登場人物たちが迷い苦しみながら、自らの答えを見つけていく展開に勇気がもらえる作品です。
もちろんバトルシーンもかっこよく、バトル漫画としても良く出来ている作品です!
デッドマン・ワンダーランド
作品名:「デッドマン・ワンダーランド」、著者:片岡人生、近藤一馬、巻数:全13巻
その日、僕は「死刑」を宣告された――。
ある日突然、クラスメイト惨殺の容疑で死刑を宣告された五十嵐丸太。送られた先は日本唯一の完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」だった…。大ヒット、監獄サバイバルアクション!
画力がかなり高いです。キャラも背景もかなりリアルです。
ストーリーもダークな世界観がよく、どこか薄気味悪い感じもあって引き込まれていきます。
なぜ冤罪を着せられたのか?大量殺人をした赤い男は何者なのか?謎が解き明かされていくのも楽しめます。
結構グロいので、読者を選ぶかもしれませんが、そこさえクリアできれば楽しめる作品です!
めだかボックス
作品名:「めだかボックス」、原作:西尾維新、漫画:暁月あきら、巻数:全22巻
箱庭学園に設置された目安箱は、生徒のどんな悩みも24時間投書できる通称「めだかボックス」。生徒たちの悩み解決のためスーパー生徒会長・黒神めだかが奮闘する。
めだかボックスは、生徒の才能によりクラス分けが行われており、「普通・ノーマル」、「特別・スペシャル」、「異常・アブノーマル」、「過負荷・マイナス」と呼称されている。
本作はマイナスである球磨川禊というキャラが非常に魅力的です。
むしろ本作は、球磨川を見るための漫画と言っても良いくらいです。
マイナスとは欠点にしかならない才能を持つ者で、球磨川はそのトップです。モットーは「ぬるい友情・無駄な努力・むなしい勝利」。口癖は「また勝てなかった」「僕は悪くない」。他者を踏みにじり、相手の嫌がる行動を損得抜きにとるどうしようもない男・球磨川の大活躍をぜひチェックしてみてください。
「スポーツ」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済みスポーツ作品を紹介します!
ANGEL VOICE
作品名:「ANGEL VOICE」、著者:古谷野考雄、巻数:全40巻
ケンカだったらレアル相手でも楽勝!! 腕に覚えのある“ワル”が集まり、“県内最強軍団”と皮肉られる市立蘭山高校サッカー部。荒廃したサッカー部を立て直すためにスカウトされた黒木は、「中学最強」(ただしケンカで)の4人を軸にチームを再生しようとする。熱き心を取り戻せ!! 本格高校サッカー巨編!!
ストーリー自体は、不良達がスポーツに打ち込む青春スポ根漫画でそこまで目新しさはありません。
スラムダンクやROOKIESのサッカー版みたいな感じです。
前述の2つは超名作ですが、本作も負けず劣らずの名作だと思います。
ストーリー自体は、展開にも驚きは少ないかもしれない。青臭い話だと思うかもしれない。
でも、登場人物たちの熱い想いや優しさに、心が揺さぶられます。
結末は最初に語られているので、物語がどこへ収束していくのかは皆分かっている。
しかし分かっていて準備しても、そこを超えてきて、泣いてしまう。
正に、王道ど真ん中の熱すぎるサッカー漫画です!
ホイッスル!
作品名:「ホイッスル!」、著者:樋口大輔、巻数:全24巻 ※電子版はページ数が多いボリューム版で全15巻。
サッカーの名門校で背が小さい理由で補欠だった主人公・風祭将。サッカーを諦めたくない風祭は、転校を決意する。
転校先で名門校のレギュラーと勘違いされた風祭は、ミニゲームで何もできず、周囲から不信を買い、初日から居場所を失ってしまう。一度は挫けそうになるが、自主練を重ね、周囲の信頼を取り戻していく。
本作は、はじめは下手くそだった主人公が努力を重ね、サッカー選手として成長していくサクセスストーリーです。
主人公は、努力を欠かさず成長していく様子は好感が持てますし、周囲にどんどん認められていく様子は、こちらまで嬉しくなります。
中学の部活編、県トレ編、ナショナルトレセン編とありますが、ナショナルトレセン編がとても面白いです。
かつての敵が仲間として、仲間が敵として立ちはだかる展開は、ワクワクします。
登場人物も魅力的ですが、特に風祭の元チームメイトのシゲというキャラが非常にかっこいいです。全巻読んだらあなたもシゲさんのファンになるはず!
未読の方は、ぜひ読んで見てください。
エリアの騎士
作品名:「エリアの騎士」、原作:伊賀大晃 先生、漫画:月山可也、巻数:全57巻
“日本サッカーの至宝”“U-15の天才エース”と呼ばれる兄・逢沢傑(あいざわ・すぐる)に憧れながらも、とある過去の呪縛によって、マネージャー職に「逃げ」てしまった元FW(フォワード)の駆(かける)。人前ではボールを蹴れないそぶりを見せつつも、本当はサッカーをしたくてたまらない――。ジレンマだらけの駆だが、「お前は世界レベルのFWになれる!」という檄(げき)を浴びる。……厳しくやさしい「言葉」の主は、いつも仰ぎ見る兄だった!!
偉大な兄に対してコンプレックスを抱えた弟・駆がエリアの騎士になるまでの成長物語。
サッカーの試合運びや戦術、人物の動きなど丁寧に書かれていて、サッカーを知らない方にもおすすめできる作品です。
サッカー描写も面白いですが、ドラマ性もあり面白いです。特に最初の展開はそうくるのかと驚きました。
キャラもそれぞれ個性があって、読んでいて楽しい作品です。
ROOKIES
作品名:「ROOKIES」、著者:森田まさのり、巻数:全14巻
二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一(かわとうこういち)。ニコガクの野球部は、かつては春のセンバツ甲子園出場まで果たしていた伝統ある部であったが、部員の起こした不祥事により活動停止に追い込まれ、現在では不良の溜まり場となっていた。そんな部員達の心の奥底に残る情熱を見抜いた川藤は野球素人ながら顧問となって野球部の再建に乗り出す。
夢を失い、荒れていた不良達が熱血教師・川藤と出会い本気で甲子園を目指す物語。
川藤の熱血ぶり、夢を恥ずかしげもなく応援する姿に不良達も心を開き、甲子園という目標に必死にぶつかっていきます。
ストーリー自体は、目新しさはないかもしれませんが、登場人物たちの熱さやちょっとおバカな所も面白くてストーリーに引き込まます。
夢、情熱そういったことを語ることが大人になってからは、少し恥ずかしいと思えるような人にこそ読んで欲しい。自分にもかつてあった”熱さ”を思い出し、ストーリーにはまっていくはずです。
ドラマにもなっていて、そちらもすごく面白いのでおすすめです。
MAJOR
作品名:「MAJOR」、著者:満田拓也、巻数:全78巻
父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎!!
友達の寿也君とリトルリーグに挑戦!?
主人公・茂野吾郎の野球人生を描いた作品です。
始まりは壮絶で小さい頃にお母さんをなくし、その後お父さんも怪我でプロ野球選手を引退して、、波乱の人生が始まります。
そんなハードなスタートですが、そこからは熱血野球漫画が始まります。
物語の展開が早くサクサク読みすすめられ、試合での盛り上げ方が非常に上手いです!
登場人物たちも魅力的で、読み始めると止まらなくなってしまう作品です!
黒子のバスケ
作品名:「黒子のバスケ」、著者:藤巻忠俊、巻数:全30巻
火神大我が入学先の誠凛高校バスケ部で出会ったのは、黒子テツヤという超地味な少年。存在感も無さ過ぎる黒子に幻滅する火神だったが、実は彼は「キセキの世代」と言われた伝説の最強チームのメンバーで…!?
中学時代キセキの世代と呼ばれる天才5人と同じチームにいた幻の6人目・黒子が主人公のバスケ漫画です。
黒子は名前の通り、黒子に徹するプレイヤーでものすごく影が薄いことを利用して、相手の死角をついて見えないパスをすることができます。
そんな黒子がポテンシャルはキセキの世代と同等の火神と出会い、キセキの世代達に挑んでいきます。
そんな天才たちがメインの漫画ですが、ほかキャラにもスポットが当たり、凡人の努力家たちが天才に挑むドラマも魅力的な作品です。
ベイビーステップ
作品名:「ベイビーステップ」、著者:勝木光、巻数:全47巻
マジメ少年+美少女×テニス=熱血スポコン!? ――成績はずっとオールA! 几帳面でマジメな“エーちゃん”が、ちょっぴりいい加減!? でも、テニスに懸ける情熱だけはマジメな美少女“ナツ”と出会ったことで、テニスの魅力に取りつかれて人生激変!? 快感、そして悶絶のらせん……。数式じゃ表せない、衝撃的な人生の化学変化が始まった!!
超優等生で真面目な主人公が戦略で強敵たちと競っていく熱血テニス漫画です。
スポーツマンガと言えば、派手な能力や身体能力を活かしたプレーが多いですが、本作品は主人公がひたすらノートをとり、戦略を立て試合を組み立てていきます。
試合の戦略だけでなく、目標のための体つくりやスポンサー獲得、人生設計まで主人公は計画を立てていきます。
他のスポーツ漫画とは違った魅力が多数ある作品で、テニスにも詳しくなれる作品です!
アイシールド21
作品名:「アイシールド21」、原作:稲垣理一郎、漫画:村田雄介、巻数:全37巻
泥門高校1年・小早川瀬那。気弱な性格が災いし、幼き頃よりパシリ人生を送ってきた。だがそのおかげで(?)ズバ抜けた俊足を持つ瀬那は、悪魔のごとき男・ヒル魔によりアメフト部へと引きずり込まれるが!?
日本ではマイナーなスポーツであるアメリカンフットボールが題材の本作は、笑いあり、涙ありの青春スポーツ漫画です。
パシリ人生を歩んできたセナの成長物語としても良くできていますが、セナ以外の選手の成長も丁寧に描かれています。
特にキャプテンのヒル魔は、最初の頃は何でもできる超人かと思っていたんですが、そのヒル魔も努力を重ねている姿に心打たれます。
アイシールド21を名作にしたのは、神龍寺ナーガ戦(20~23巻)だと思うので、騙されたと思ってそこまで読んでみてください。
きっと読んでよかったと思うはずです!もちろん神龍寺ナーガ戦以外も面白いですよ!
ピンポン
作品名:「ピンポン」、著者:松本大洋、巻数:全5巻
月本(通称・スマイル)と星野(通称・ペコ)とは幼馴染み。小学生時代に駅前の卓球場タムラでラケットを握っていた頃からの仲だ。天才肌の星野はいつも好き勝手やり放題。今日も部活をさぼっていた。先輩たちに「星野を部活に連れてこい」と命令される月本だったが・・・
映画化もした作品です。卓球というテーマでここまで面白い作品が書けるのかと驚きました。
素晴らしい才能を持ちつつも周りと干渉したくなくどこか冷めているスマイルと天才肌だけど実はスマイルの才能に挫折しているペコ、そこに絡んでくる魅力的な登場人物たち。
漫画内で多くは語られませんが、それぞれのキャラの心情やドラマが5巻という短い巻数で見事に表現されており、人間ドラマとしても、スポーツ漫画としても素晴らしい作品だと思います!
「ギャグ・コメディ」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済みギャグ・コメディ作品を紹介します!
銀魂
作品名:「銀魂」、著者:空知英秋、巻数:全77巻
江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?
本作は、基本的にギャグ主体の日常を描いていますが、ちょいちょいシリアスな話が入ってきます。
後半はシリアス多めです。シリアスシーンも面白いですし、キャラもみんなかっこいいですが、銀魂はやはりギャグパートが面白いです!
下ネタ多めで下品ではあるんですが、魅力的なキャラが己の欲望のためだけに好き勝手している様は、無茶苦茶笑えます。
ツッコミは新八というキャラ一人に対して、ボケは他キャラ全員なので、彼が過労死する勢いです笑。
くだらないことばかりを言ってる気がしますが、不思議と共感できるセリフも多く世の中適当でいいんだなと背中を押してくれるような作品です。
AGRAVITY BOYS
作品名:「AGRAVITY BOYS」、著者:中村充志、巻数:全7巻
地球滅亡により、全員♂であるサガ・ゲラルト・ババ・クリスの4人は人類存続の危機に直面!! しかし、突如現れた謎の生命体から1人だけ性別を反転できるという秘薬を渡されて…!? 人類最後の希望として、宇宙サバイバルを駆け抜ける! 新感覚、無重力コメディゆるっと開幕!!
本作は、一見真面目そうな話に思えますが、そんなことはありません。
宇宙と高次元生命体という何でも装置を舞台設定とした正統ギャグ漫画です。
本作の登場人物は、皆魅力的です。
一部設定を紹介すると、22世紀最高の天才・ゲラルドは、自分専用のトイレでしか用を足せないため、ゲラルドを漏らさないミッションが発生したり、天才エンジニア・ババは、男子の性欲を満たすツールを次々と開発し、男子人気は高く女子人気は皆無。クリスは可愛い。サガは特徴が少ない。
など魅力的なキャラが織り成す、宇宙ギャグ漫画。
気になる方はぜひ読んでみてください。
監獄学園
作品名:「監獄学園」、著者:平本アキラ、巻数:全28巻
共学化したばかりの元女子校に入学したものの、女子風呂を覗いた罪で、懲罰棟(通称:プリズン)に投獄された男子生徒5人の学園生活を描く、スクールコメディ。
本作は、登場人物全員がどこかおかしい、至って真面目に馬鹿なことを実行する、学園の中心に何故か備え付けられている監獄など荒唐無稽な設定が、面白いそんな作品です。
全編に渡って、あらゆる下品な要素が満載の本作品ですが、男子生徒5人の裏切りや友情、策略など頭脳戦?や心理戦も繰り広げられます。
何を言ってるんだこいつは?と思うシーンが満載ですが、登場人物は、そこに理解を示し行動にうつしていきます。
コメディは考えるな、感じろということを訴えかけられているような気がします。
男子高校生の日常
作品名:「男子高校生の日常」、著者:山内秦延、巻数:全7巻
男子校に通うタダクニ、ヒデノリ、ヨシタケを中心に、とてつもない馬鹿だけど、何故か愛らしい男子高校生の日常を描いたハイスクールコメディ。
とにかくバカな男子高校生達の日常を描いた作品です。
部活や勉強をする話でも無ければ、世界を救うわけでもない。
ただ、くだらないことをして毎日を過ごす、リアルな男子高校生の日常が描かれています。
テンポもよく、ギャグもめちゃくちゃ面白いです。
腹を抱えて笑いたいという方におすすめの作品です。
お約束のネバーランド
作品名:「お約束のネバーランド」、著者:宮崎周平、巻数:全1巻
あの大人気脱獄ファンタジーがまさかのスピンオフ化!? スリリングな状況下で繰り広げられる怒濤のボケとツッコミの応酬!? 原作作家らも大絶賛した“笑撃”のコメディが遂にコミックスになって登場!! ハチャメチャな展開が続く中、子供達は無事に脱獄を果たす事が出来るのか!?
約束のネバーランドのパロディなので、原作を読んでからでないと面白さは半減してしまいます。
原作のシリアスな流れをシュールなギャグに変えていて、読みすすめる毎に癖になってきます。
原作とのギャップが面白いので、約束のネバーランドを読んでいる方にはおすすめの作品です。
のんのんびより
作品名:「のんのんびより」、著者:あっと、巻数:全16巻
田舎にある学校「旭丘分校」には、小中合わせて生徒は5人のみ。みんな家の鍵は閉めないし、たぬきはよく出るし……どこか不便だけど、でも何だかんだで気ままに過ごしている。『こあくまメレンゲ』のあっと先生が描く、ド田舎の学校に通う少女たちのまったりライフ。
基本的に1話完結で物語が進んでいくので、スラスラ読めます。
悪い登場人物も出てこなければ、事件や事故も起きません。
登場人物達はみんな可愛く、シュールな笑いが魅力な作品です。
優しい世界で、心を癒やしたい人やほのぼのした日常系コメディが好きな方におすすめの作品です。
坂本ですが?
作品名:「坂本ですが?」、著者:佐野菜見、巻数:全4巻
この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものである――。入学早々、クラスの、いや学校中の注目を集める一人の生徒がいた。その名は坂本(さかもと)。彼にかかれば、ただの反復横跳びは、秘技「レペティションサイドステップ」へと変貌し、上級生からの「パシリ」は、「おもてなし」へとクラスチェンジする。そんな彼のクールな一挙手一投足から、目が離せない。漫画誌ハルタで熱い注目を浴びる人気連載がついに単行本化!端整な絵柄で本物の笑いを生み出す新鋭・佐野菜見のデビュー作。
スタイリッシュかつクールな主人公・坂本の日常を描いた話です。
掃除をスタイリッシュに行う必要があるのか?主人公がかっこよく描かれていますが、ほとんどのシーンでかっこよくする意味がないです。
ただなんとなく、かっこいいのかもしれないと思わせる描かれ方をしています。
冷めた目で意味分からんとなれば、微妙に感じてしまうかもしれませんが、その意味不明さに「なんでやねん笑」とツッコめる人には面白く、楽しめる作品です。
ヒナまつり
作品名:「ヒナまつり」、著者:大武政夫、巻数:全19巻
芦川組の若手ホープ・新田の部屋に落ちてきた奇妙な楕円形の物体。それが全ての始まりだった!物体のなかに居たのは、無表情な少女・ヒナ。強力な念動力で新田を脅し、ヒナは新田家に住みつくことに。かくしてヤクザとサイキック少女の危険な共同生活が始まった!漫画誌Fellows!にて、読切から連載化、そして一躍人気作に。読者の熱い支持が押し上げたネオ・ユニバース、遂に単行本刊行!
超能力を持った少女・ヒナとヤクザの若手ホープ・新田が中心の日常コメディ。
新田が家に帰ると巨大な物体が出現、そこに入っていたのは超能力少女……と訳の分からない状況で始まります。
超能力少女の力で次々起こる騒動に対処していく新田。
対処しようとしてもどんどんコントみたいになっていきます。
悪戦苦闘する新田の頑張りに癒やされる漫画?でもあります。
とにかく気楽に読めて、笑えますし、時に泣ける素晴らしいコメディ作品です。
レベルE
作品名:「レベルE」、著者:冨樫義博、巻数:全2巻
宇宙一の天才的な頭脳と美貌、そして最悪な性格の持ち主・ドグラ星第一王子…人呼んで「バカ王子」。その魔の手から地球を守るのは…熱血健康優良野球少年7番レフト・筒井雪隆。襲い来る魔物の群れに…不承不承立ち向かう悪ガキ5人組。その智略を尽くした剣・棒・術・策!塾があるのに…。塾か?世界平和か?そして…廊下は走るな!
宇宙一頭が切れるのに、ろくでなしのバカ王子が巻き起こす騒動とそれに巻き込まれる人々を描いたSFギャグ漫画です。
短くてすぐ読めるし、とにかく面白い。
ストーリーは常に予想の斜め上をいく展開ばかりで読者を飽きさせません。
やはり富樫先生は天才だと再認識させてくれる名作ギャグ漫画です。
NGライフ
作品名:「NGライフ」、著者:草凪みずほ、巻数:全9巻
冴木敬大の前世は1900年前のポンペイという都市で生活していた青年。
自分の前世を覚えている敬大のまわりは前世でかかわった人たちばかり!!
最愛の妻は男子中学生に、大親友だった男は女友達に…などなど、前世とは違う関係に苦悩する毎日で!?
ギャグ要素も強い、面白い作品。
実はなんでも出来るのにどこか残念な主人公。
前世の記憶があって今世でも前の妻と一緒になることを誓うもののその相手は男になっていて、、笑
男に走るのか留まれるのか、親友は女になってるし、前世の宿敵なんかも出てきて、展開がおもしろいです!
「サスペンス」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済みサスペンス作品を紹介します!
亜人
作品名:「亜人」、漫画:桜井画門 原作:三浦追儺、巻数:全17巻
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?
不死身という設定を駆使したバトルや戦術は、あらゆる作品の中でもトップクラスに面白い。
復活する時は残った身体の一番大きな部位から再生するという特性を利用し、切断した腕を宅急便で目的地に送付して、その後全身を粉砕して自殺することで目的地で復活する疑似テレポートをするという発想は天才かと思いました。
冷徹で合理的、どこか人間的な道徳を感じない主人公と最大の敵・佐藤の対比も良いです。
特に佐藤というキャラは一見普通の優しいおじさんですが、殺人と破壊を楽しむ狂人で、掴みどころのない性格から全く行動が読めません。魅力的な悪役のいるマンガは名作だと思います!
魔王 JUVENILE REMIX
作品名:「魔王 JUVENILE REMIX」、作画:大須賀めぐみ 原作:伊坂幸太郎、巻数:全10巻
高校2年生の安藤は、幼い頃の苦い経験から、周囲に迎合するという生き方を身に付けていた。
ある日、学校からの帰り道に暴動を起こしている集団を発見。
弟・潤が止めに入ろうとするも、安藤はいつもの傍観者を決め込み、警察に任せようと引き止めた。
だがその時、犬養と呼ばれる人物が颯爽と現れて…。
伊坂幸太郎 先生の小説「魔王」が原作です。
原作とはかなり設定が変わってますが、漫画版のほうが好きという方も多数いる完成度の高さと面白さです。
この作品は、特殊能力や殺し屋がでてきますが、不思議とファンタジーではなく現実的な漫画として読めてしまいます。
原作とはかけ離れているようで、要所要所できっちり原作に帰結している構成力の高さには驚かせれます。
10巻があっという間に過ぎてしまうほど、ストーリーにのめり込めた作品です。
adabana 徒花
作品名:「adabana 徒花」、著者:NON、巻数:全3巻
雪積もる小さな町で、猟奇的な殺人事件が起こる――。身体を切断された被害者は女子高生・五十嵐真子。そして、犯人として警察に自首して来たのは、同級生の藍川美月。犯行を供述する美月だが、そこにはある違和感が…!? 闇に抗う2人の少女の“秘密”をめぐる、リアル・サスペンス!!
読み終わった後は、映画を見終わったような感覚でした。
どこまでも辛く切ないストーリーで、胸が締め付けられました。
この作品は、ネタバレなしで見ていただきたいので内容にはほとんど触れませんが、絵がキレイで迫力があるのも相まって、真相に近づいていくにつれてどんどんと話に引き込まれていきます。
3巻と短いので、ぜひ最後まで読んでみて欲しい作品です!
ひぐらしのなく頃に
作品名:「ひぐらしのなく頃に」、原作:竜騎士07 、※漫画は〇〇編によって著者が変わります。
寒村・雛見沢で楽しく生活していた少年・前原圭一は、平和なこの村で起きたバラバラ殺人の事を知る。
そしてその事件は、「オヤシロさまの祟り」と呼ばれる奇怪な連続怪死事件に繋がっていたのだった…。
謎と恐怖でネット界を揺るがした同人ノベルゲーム、そのプロローグ・シナリオの「鬼隠し編」
色々な話がコミカライズされていて、どこから読んだら良いかわからなくなってしまう作品ですが、本編としては、
出題編:「鬼隠し編」→「綿流し編」→「祟殺し編」→「暇潰し編」→次に解答編:「目明し編」→「罪滅し編」→「皆殺し編」→「祭囃し編」と続きます。
その他にも番外編が多数ありますがまずは本編を読んでみてください。
猟奇的なシーンも多く、漫画を読みながらゾッとすることが何度もありました。
最初のほうはなぜこんな恐ろしい事件が起きるのか何の説明もなく、進んでいきますが、物語を読み進めるうちに徐々に謎が解けていき、ストーリー構成の素晴らしさに驚くことでしょう。未読の方はぜひネタバレなしで読んでみてください‼
約束のネバーランド
作品名:「約束のネバーランド」、原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか、巻数:全20巻
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。
エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。
しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?
言わずと知れた感がありますが、ハウスからの脱走や他の場所での冒険や出会い。
どこまでも希望を捨てないエマと現実的なレイ、1人で抱え込もうとするノーマン、優しくも恐いママや謎のW・ミネルヴァ。キャラの作り込みがされていてブレないところが違和感がなく読みやすくて楽しめる!!
親愛なる僕へ殺意をこめて
作品名:「親愛なる僕へ殺意をこめて」、原作:井龍一 漫画:伊藤翔太、巻数:全11巻
「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。
だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。
その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。
ごく普通の大学生と思っていた主人公は実は、残虐な事件を起こした殺人鬼の息子だったと判明してから、ほのぼのした学生ライフから一変して、不穏な雰囲気が作中に漂います。
裏では残虐な事件が発生し、生活の所々で記憶を失っている主人公は、二重人格の疑いがでてきます。
主人公は、周りの会話から情報を集め、自分が何かやってしまったのかを調べて行きます。
どこか不気味さが漂う作風でサイコサスペンスとして、引き込まれる作品です。
僕だけがいない街
作品名:「僕だけがいない街」、著者:三部けい、巻数:全9巻
毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。
それは…時間が巻き戻るということ!この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来?それとも…。
アニメ化や実写化もされた作品です。
命の危機に時間を巻き戻すことができる主人公が過去に戻り、小学生時代に経験した児童殺人事件を止めるため、奔走する話。
超能力的な要素はタイムリープだけで後は現実的なサスペンスミステリーです。
誰が犯人かわからないサスペンス要素や予想外の展開の連続で、どんどんと話に引き込まれていく作品です。
真月譚 月姫
作品名:「真月譚 月姫」、原作:TYPE-MOON 、漫画:佐々木少年、巻数:全10巻
幼い頃の事故によって、「物の壊れやすい線」が見える特殊な力を持った主人公・遠野志貴。
彼はある日、偶然出会った少女を殺したいという衝動に駆られ、彼女をバラバラにしてしまう。
しかし、翌日、殺したはずの彼女が志貴の前に現れる。その少女は吸血鬼のアルクェイドだと名乗り、人間を襲う他の吸血鬼を退治していると告げる。そして志貴に協力を求める。
「私を殺した責任、ちゃんと取ってもらうんだから」と言って……。
原作はPCゲームで、2000年発売から20年以上カルト的人気を誇った作品の漫画化です。
ゲームは全5ルートで構成されており、漫画はその一つアルクェイドルートを本筋に複数のルートを混ぜたストーリーになっています。
原作の雰囲気を損ねず、厨ニ心をくすぐるクオリティの高い漫画です。
練られたストーリーとキャラが魅力的で、原作を知らない方でも十分に楽しめる名作だと思います。
監視官 常守朱(アニメ「PSYCHO-PASS」のコミカライズ)
作品名:「監視官 常守朱」、漫画:三好輝 , 原作:サイコパス製作委員会(キャラクター原案:天野明、ストーリ原案:虚淵玄)、巻数:全6巻
人間の心理状態や性格傾向が数値化されるようになった世界。
個人の魂の判断基準となるその測定値を人々は「PSYCHO-PASS」と呼び習わした。
数値によって事前に割り出された犯罪者「潜在犯」の捜査に、新人刑事・常守朱が挑む!!
本作は、大人気アニメ作品「PSYCHO-PASS」のコミカライズになっていて、原作をほぼ忠実に再現しています。
人が未来で犯罪する可能性を数値化したものを犯罪係数とよび、主人公たち監視官は、この犯罪係数を頼りに潜在的な犯罪者を逮捕していきます。
そんな中、槙島聖護は非常に凶悪な犯罪者で在るにも関わらず、システムが出した犯罪係数は”0”。
免罪体質という特異体質を持った彼は、システムが絶対の社会においては、裁かれること無くやりたい放題です!
免罪体質とは一体何なのか?これはPSYCHO-PASSの世界の一つの大きな謎ですが、それを抜きにしても槙島聖護のカリスマ性とサイコパスぶりは、物語をどんどん悲惨にだけど面白いくしています。
環の影
作品名:「環の影」、著者:中川海二、巻数:全4巻
天に懸かる巨大な“環(わ)”。その影を追い暮らす“影従国(ケイジュウコク)”。
その小国の安寧の日々は、ある日突然、侵入者の手によって崩れ去る。
小国の火種はやがて多くの国々を巻き込み、時代は大きくうねり出す。
壮大なスケールと緻密な描写で紡ぐアジアンファンタジー巨編開幕!!
本作は、世界設定、構成、デザインが素晴らしいと思いました。オリジナリティも高く、あまり見たことない作品です。
巨大な環、それを追って暮らす国、白鎧(バトルスーツ)など独特の世界観と軍記物語がマッチして、今後の壮大な物語にワクワクします。
歴史物、群像劇が好きな方はかなりおすすめです。
「ヒューマンドラマ」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済みヒューマンドラマ作品を紹介します!
ひだまりが聴こえる
作品名:「ひだまりが聴こえる」、著者:文乃 ゆき、巻数:全2巻
―――あいつ、耳聴こえねーの?
難聴せいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。
友達以上、恋人未満。太一との出会いが航平を変えていく。
好きな人を理解したい、力になりたい。そんな思いだけで突っ走れるのは若い間だけ。
でもそのエネルギーがあればなんでもできる。そんな風に思わせてくれる作品です。
BLにはなるけど、あまりそんな要素は感じないので読みやすい。自分の中の障害者への偏見、偏見を持たれていると知っている障害者からみた健常者のいやらしさ、そんな事も描かれていて、障害理解のことも考えさせられる、そんな作品です。
バクマン。
作品名:「バクマン。」、漫画:小畑健 原作:大場つぐみ、巻数:全20巻
一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。
高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る!新時代成功物語開始!!
the王道マンガ。マンガって、アニメって作るのこんなに大変なんだなぁ、、って初めて知った作品です。
スランプや人間関係、編集者との打ち合わせ、色んな事を経験しながら成長していくところが如実に描かれていて見ていて気持ちいいです‼
君が僕らを悪魔と呼んだ頃
作品名:「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」、著者:さの隆、巻数:全14巻
かつて、僕は悪魔だった。半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。
記憶喪失なりに平穏だった日常は、ある日、突然、破られた。次々に現れる過去を知る者、復讐者たち。
覚えのない咎で断罪される瞬間、死肉に突きたてた刃の、幻を見た。
━━さて。俺が殺したのは、どこの誰だ?
“許す”という事について考えさせられる作品。
「過去にした事は相手に消えない傷を負わせ、自分がどれだけ反省したってそれは消えない。」反省することと相手に許しを求めること、犯した罪、人を許すということ、犯罪やその被害者の相関を表現していて、私たち読者に語りかけてくるような作品です。
女王の花
作品名:「女王の花 」、著者:和泉かねよし、巻数:全15巻
亜国(あこく)の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)。
幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼(め)を持つ奴隷の少年・薄星(はくせい)と出会う。
境遇の違いを超えて、強い絆(きずな)で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?
下克上作品。母は殺され、父にも嫌われ、継母には嫌がらせ。
そんな中手に入れた1人の絶対的な味方。城外にできた謎の初恋の相手に生きる知識をもらって、国外に出された後も希望は捨てずに生きていくところに女の強さを感じる作品。
ラストが少し切ないけど、こんな終わり方も素敵だなと心に残った作品でした!
BEASTARS
作品名:「BEASTARS」、著者:板垣巴留、巻数:全22巻
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。
チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。
そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
世界観が非常に独特で、擬人化した動物たちが人間社会と同じように暮らしている世界の話。
様々な動物がでてきて、互いに共存している世界なので、当然食う側の肉食獣と食われる側の草食獣がでてきます。
肉食獣は自分の本能に抗いながら草食獣と仲良く共存してますが、裏市では草食獣の肉が売られていて、、
そんな世界で草食獣のうさぎに恋してしまう一匹の狼が主人公の物語。
主人公だけでなく、他の様々な動物たちのヒューマンドラマが魅力的な作品です。
BECK
作品名:「BECK」、著者:ハロルド作石、巻数:全34巻
誰にでもいつか“目覚め”の刻が来る……!!! 果てしなく続く、穏やかで退屈な中学生活。
それは、いつまでも変わらないはずだった──。あいつに出会うまでは……!!
映画化もされた作品です。映画も良いですが、ぜひ漫画版も読んでいただきたいです。
映画は原作途中で終わりますが、その後もどんどんと面白くなっていきます。
主人公がロックと出会って、人生が変わり仲間とともに成長していく様子が丁寧に描かれています。
終わり方もとても良くて音楽漫画の傑作だと思います!音楽好きの方はぜひ読むことをおすすめします。
タコピーの原罪
作品名:「タコピーの原罪」、著者:タイゼン5、巻数:全2巻
地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人・タコピー。
助けてくれた少女・しずかの笑顔を取り戻すため奔走するが、少女を取り巻く環境は壮絶。無垢なタコピーには想像がつかないものだった。
ただ笑って欲しかったタコピーが犯す罪とは…!?
何だこれは!?第1話を読んだ時、可愛らしい絵と壮絶なシーンのギャップが衝撃的でした。
いじめを受けているしずかちゃんやいじめっ子のまりなちゃん、しずかちゃんを好きな東くんなど少ない登場人物全員が複雑な家庭環境の中で育っていて、それが物語をどんどんと重くしていきます。
そんな重苦しい雰囲気の中で、純粋無垢な宇宙人・タコピーの純粋さ、異様さが引き立っています。
衝撃的な展開が続くので、物語全体に緊張感があり、続きが気になってしまいます。
タイトルの『タコピーの原罪』とは何を意味するのか?果たして、ハッピーエンドはあり得るのか?
誰もが「被害者」から「加害者」へと変わっていく、そんなことを考えさせてくれる作品です。
チ。―地球の運動について―
作品名:「チ。―地球の運動について―」、著者:魚豊、巻数:全8巻
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であったのだが、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
といった今では当たり前の考え方である”地動説”つまり地球が動いているという考え方そのものが異端であった時代に命をかけてこの真理を追求しようとした人々の話です。
この漫画は、”命をかけてでも曲げられない信念”を持つ人たちの物語です。信念と記憶を後世に引き継ぎ、その思いが人を突き動かしていく、ページを捲るたびに熱くなるそんな話です。
GUNSLINGER GIRL
作品名:「GUNSLINGER GIRL」、著者:相田裕、巻数:全15巻
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。
可愛らしい絵ですが、萌作品ではありません。
むしろかなりきつい設定で、少女たちが半ばむりやり戦わされるガンアクションです。
バトルだけでなく、訳ありの大人と機械少女がペアを組み、ペア間の繋がりを描いたヒューマンドラマでもあります。
大人達は少女たちを道具のように扱う者もいれば、同情から優しく接する者もいます。
過酷な戦いの中でペアの絆が育まれていきます。その過程や少女たちの心情がしっかり描写されている作品です。
銀の匙 Silver Spoon
作品名:「銀の匙 Silver Spoon」、著者:荒川弘、巻数:全15巻
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。
授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。
仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!
恋愛要素もありつつ、悩み葛藤する八軒に学生時代を思い出せる、そんな作品。
夢を持った高校生たちが集まって挫折や勝利、たくさん考えながら成長していく様、高校ってあっという間だったなぁ、と懐かしく思える大好きな作品です。
少し終わり方が中途半端な気がするのが惜しいところ、、。
まだ続けれる感じで終わってるからぜひ続き待ちたい作品です!
「恋愛・ラブコメ」のおすすめ漫画
ここでは、おすすめしたい完結済み恋愛・ラブコメ作品を紹介します!
ヲタクに恋は難しい
作品名:「ヲタクに恋は難しい」、著者:ふじた、巻数:全11巻
隠れ腐女子のOL・成海(なるみ)と、ルックス良く有能だが重度のゲーヲタである宏嵩(ひろたか)とのヲタク同士の不器用な恋愛を描いたラブコメディ。
樺倉推し。ここのキャラ設定が秀逸で、こんな子いるなぁ、この子そうだろうなぁ、と想像を裏切らないので読みやすく、内容もとても面白いです!
フルーツバスケット
作品名:「フルーツバスケット」、著者:高屋奈月、巻数:全23巻
テントで暮らす女子高生・透(とおる)。家事の腕を買われ草摩由希(そうまゆき)の家で暮らすことに。だが、草摩家には異性にふれると動物に変身してしまうという秘密が――。
読み進めていくうちにハマる、そんな作品です。最初は少しチープに感じるものの、モノノ怪に変わってしまうことへの劣等感や普通の人への恐怖、草磨家のしがらみやしきたりが描かれるようになってからまた作品のテーマが違って見えてきます。
主人公の透が介入することで変化していく、その変化をどう捉え、どの人がどう動くのか。
色んな人の感情や目的が交錯しているのが分かるととても読み応えのある作品になります。
ホリミヤ
作品名:「ホリミヤ」、著者:HERO、巻数:全16巻
一見派手だけど、実は地味で家庭的な女子高生・堀さんと、学校では根暗地味メガネだけど、実はピアスだらけの美形男子・宮村くん。真逆のようで似ているような、二人が偶然出会ったら…!?甘くて胸がキュッとなる、超微炭酸系スクールライフ第1巻!
青春だなぁ。とほのぼのする作品。
最初の入りとは少しテーマが変わっていくけれど、それはそれで気にならずに笑って読める日常もの。
進路に悩んだり、彼氏に悩んだり後輩や友達に悩んだり。ほっこりしたい時に読むのがおすすめ。
青のフラッグ
作品名:「青のフラッグ」、著者:KAITO、巻数:全8巻
人生の岐路に立つ高3の春――。
一ノ瀬太一は、なぜか苦手と感じる空勢二葉、幼馴染でリア充な三田桃真の2人と同じクラスになる。ある日、二葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力してほしいと頼まれた太一は…!?
青春に染まりゆく3人の新“純”愛物語、開幕!!
キャラ一人一人の心情がものすごく繊細に描かれた本作品。
多様な恋愛感情が描かれる本作品は、キャラそれぞれの悩みや葛藤が伝わってきて、読んでるだけで辛くなってくることも、、それだけ感情が揺さぶられる作品です。
どこか儚げで切なくなる物語。内容が気になる方は、ぜひ読んで見てください。
流れ星レンズ
作品名:「流れ星レンズ」、著者:村田真優、巻数:全10巻
恋愛経験ゼロで、地味めな凛咲。学年で1番人気者の夕暮くん。全然接点のない凛咲と夕暮くんが夜の学校で、2人っきりになり…!?「好きすぎて泣けてくる」そんな想いに溢れた話題沸騰の第1巻!
ほっこりゆるゆる読める作品。
中学生設定なのが、時々忘れるくらい中学生みんなが人間ができてる笑。最近の子はこんな子が多いのか、??笑
相手を理解しようとする子が多くて、いやらしい性格の子も出てこないし、本当に平和にキュンキュンできる作品です。
ママレード・ボーイ
作品名:「ママレード・ボーイ」、著者:吉住渉、巻数:全8巻
【ニッコリ笑顔の離婚宣言!?】小石川光希は、明るく元気な高校一年生。
二組の両親の“入れ替え結婚”で、同居することになった松浦遊は、カッコ良いけど意地悪な男の子!
ある日、遊が寝ている光希にキス!!反発する光希だけど、遊の優しい素顔も見えてきて…どうしよ~!胸が高鳴るホップ・スキップ・コメディ、第1巻!
設定がぶっとんでるけど、それがある意味おもしろい。
作品としては少し古いから進み方が単調な印象はあるものの、ミキと遊の様子やちゃちゃを入れてくる銀太とありみ。
めいこの事や三輪さんの存在。ひとつが解決するとすぐに次の話題がくるので現実感はないけどマンガとしてはおもしろい!
突然ですが、明日結婚します
作品名:「突然ですが、明日結婚します」、著者:宮園いづみ、巻数:全9巻
高梨あすかは「結婚したい女」。しかし、結婚直前と思われた矢先、つきあっていた彼氏に振られてしまう。そんな時に出会ったのは、PTVの人気アナウンサーの名波竜だった。竜に慰められ、少し前向きになれたものの、実は彼は「死んでも結婚なんてしたくない男」で!?正反対の価値観を持つ二人が、恋に落ちることはあるのか…!?終わりなき平行線のラブ・バトル開幕!
初めて読んだ時に時代を感じたマンガ。結婚とキャリア、子供の選択、焦り、不安。
選択肢が増えた今の女性だからこそ感じるものを詰め込んだ作品だと思ったし、だからこそ途中からの恋愛全振り感が少し残念だったものの、女性の幸せについて考えさせられる作品だ思います。
orange
作品名:「orange」、著者:高野苺、巻数:全7巻
現役高校生でデビューを果たし、10年間女子中高生から絶大な人気を得続けている高野苺の本格SFストーリー。高校二年生の菜穂に届いた未来からの手紙。そこには未来の自分の後悔がつづられていた。はたして菜穂は手紙を読み「後悔しない未来」を作ることができるのか?切ない思いが交錯するタイムパラドックスラブストーリー。
同級生みんなの思いや過去、後悔、未来への希望、たくさんの事が描かれてる作品。
色んなことを考えて出した結論や、それぞれの思いが形になっていくのが読んでいて感動する作品です。
♂♀生き残りゲーム
作品名:「♂♀生き残りゲーム」、著者:蘭子、巻数:全7巻
キヨは大学時代からの男トモダチ。女にだらしないけど、親友としてはホントにいい奴。今日もキヨの家に泊まって、あたしの失恋反省会を開催。朝まで二人っきりで飲み明かしたその先には…!? 恋とも友情ともいえない、蘭子が贈る男女の新しいカタチ!
学生の頃から仲のいい4人組。
嘘やズルから少し遠いところにいる主人公妙子が、大人になって現実を知って成長していく話。
妙子にずっと片思いしながらも外堀を埋めるため時間をかけつつ、女遊びもする一途?なキヨがどんな紆余曲折を辿るのかが読みどころ!
またあした
作品名:「またあした」、著者:村田真優、巻数:全3巻
椛永遠は、友だちは多いけど女子力低くて、男子にあまり慣れていない女の子。
そんな永遠が高校に入って出逢ったのは、豹藤望。少し不良っぽいグループにいる硬派な彼は、周りに怖がられがち。
でも、永遠は彼が気になりはじめ、望もまた永遠のことを…!? そんな中、学年首席で女の子たちからも人気の孔雀優が永遠に興味を持ち始めて…!?
恋に不器用な少女たちの物語が、いまはじまります。
恋愛に疎い陽キャと我が道を行く陰キャ、?の恋のお話。
ほっこりキュンキュンできるので、恋愛脳の時によく読みます。
不器用ながらも自分の気持ちに向き合っていくところが素敵な作品です。3巻完結だから読みやすい!
「知力・頭脳戦」のおすすめ完結漫画
ここでは、おすすめしたい完結済み知力・頭脳戦作品を紹介します!
ヒカルの碁
作品名:「ヒカルの碁」、原作:ほったゆみ 漫画:小畑健、巻数:全23巻
ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。
その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。
佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。
囲碁というゲームのルールをご存知でしょうか?ヒカルの碁を何度も読んだ私は未だに全くわかりません。
ルールがわからなくてもこの漫画はむちゃくちゃ面白い!!自身を持っておすすめできます。
天才棋士・佐為と出会い、囲碁の世界に挑戦していくヒカルがライバルや師匠、仲間と出会い、人としても棋士としても成長していくヒューマンドラマでもあります。
ルールを知らなくてもどんどんと引き込まれていくこと間違い無しの作品です!
BLOODY MONDAY
作品名:「BLOODY MONDAY」、著者:龍門諒、恵広史:全23巻(Season1:11巻、Season2:8巻、ラストシーズン:4巻)
クリスマス・イヴの夜、ロシアで成立したウイルス取引。目的は不明。わかっているのは、組織の一味であるマヤという謎の女性の存在と「ブラッディ・マンデイ」というキーワード。そして日本で起こった、ロシア連邦保安庁諜報員の殺害事件――。高木藤丸(たかぎ・ふじまる)は、天才ハッカー・ファルコンという別の顔を持つ高校生。公安調査庁の秘密組織「THIRD-i(サードアイ)」に勤務する父・竜之介から依頼された仕事が、彼を凄絶なるテロリストとの戦いに引きずり込んだ!!
ドラマ化もされた作品です。天才ハッカーの主人公がテロリストたちとの戦いに巻き込まれ、ハッキング能力を駆使しながらテロに立ち向かう物語です。
テロリストたちが宗教団体であったり、内部にスパイがいたりとサスペンスとしても面白いです。
また、まさかの展開もあって次はどうなるんだろうと、ワクワクしながら読みすすめることできます。
主人公と敵の心理戦や、読み合い、命をかけた戦いも見所の作品です!
ACMA:GAME
作品名:「ACMA:GAME」、原作:メーブ先生、作画:恵広史、巻数:全22巻
高校3年・織田照朝は、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。それに加え、日本有数の財閥・織田グループの総会長でもある。ある日、「ゲームの勝者が要求するものを敗者からなんでも奪う」という「アクマゲーム」を発動する「悪魔の鍵」を持つ者が目の前に現れ、照朝は「アクマゲーム」に巻き込まれていく。ーー悪魔の遊戯(ゲーム)が誘(いざな)う、究極の“頭脳×心理”バトル!!
本作はアクマゲームと呼ばれる独自のルールに沿った様々なゲームで、登場人物たちが頭脳戦を繰り広げます。
ゲームの内容とルールが提示されてゲームが始まるのですが、ルールに触れない範囲で許される行動を見つけながら行われるので、読者には中々先が読めない展開になっています。
主人公が非常に優秀な設定なので、ゲームに勝つための戦略やそこに至るまでの思考も特に違和感なく読むことができます。
1回のゲームも程よい長さで終わるので、読みやすくて楽しめる作品です。気になった方はぜひ読んでみてください。
嘘喰い
作品名:「嘘喰い」、著者:迫稔雄、巻数:全49巻
多重債務者の青年・梶隆臣の前に現れた謎の男・斑目貘。自らをギャンブラーと名乗り、梶の債務返済を手伝うと豪語し、闇カジノへ乗り込む。獏と行動をともにする梶は、命すら対価にするギャンブルや、それを成立させる立会人の秘密組織「賭郎」(かけろう)の存在を知る。かつて賭郎の長の座を賭けた大勝負「屋形越え」に敗れ、すべてを失った男・貘は再び「屋形越え」に挑むべく動き始める。
本作はギャンブルを題材にした作品で、幅広い種類のゲームで登場人物たちが様々な頭脳戦を繰り広げる漫画です。
ギャンブルの世界で負けを踏み倒したり勝負から逃れようとする相手に対して暴力や権力といったものにも重きが置かれており、バトル展開もあります。確かに勝負に負けた相手は素直に負けを認めるとは思いませんしね。
特に命や大金がかかった勝負ならなおさらです。そういう意味でも知力だけでなく暴力にも重きを置くのはリアルだなと思います。
キャラ同士の頭脳戦は先を読ませない展開で、ミスリードやドンデン返しも頻出しますし、読んでいて続きが気になります。話を考えてる作者すげーってなること間違いなしです!
今際の際のアリス
作品名:「今際の国のアリス」、著者:麻生羽呂、巻数:全18巻
やりきれない日常に苛立つ高校生・有栖(アリス)。悪友の苅部や張太と街をぶらついていると、街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の人間は消えていた。夜、ふらりと入った神社で告げられる命を賭けた「げぇむ」の始まり。理不尽な難題の数々を前に、アリスたちは生き残るために「げぇむ」を攻略していく。
本作は、よくある主人公が急にデスゲームに巻き込まれ、それを仲間とクリアしながら生き残るというものです。
しかし、本作はそこらへんのデスゲームものよりゲームの展開や知略を生かし正に頭脳戦と呼べるものがおおく良くできていると思います。
また、登場人物たちそれぞれにストーリーが有り、キャラも魅力的で読み応えが在ると思います。
ラストは好みが分かれると思いますが、全体を通して、デスゲームものとしてはかなりおすすめの作品です!
未読の方はぜひ読んでみてください。
まとめ
以上、漫画好きが選ぶガチで面白い【完結済み漫画100選】の紹介でした。
気になるものがあれば、ぜひ読んでみてください!
どの作品もおすすめなので、今読まなくてもいつか読んで欲しい作品ばかりです、
後で読み返せるようにメモやこの記事のブックマークなどしておくと便利です!
また、このブログでは漫画をお得に読む方法や無料で読めるマンガアプリを紹介していますので、他の記事も良かったら見ていってください!
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