スマホの漫画アプリ「週刊少年ジャンプ+(プラス)」は、週刊少年ジャンプ本誌に載っても、見劣りしない、むしろこっちの方が面白いと思える作品がたくさんあります!!
また、「週刊少年ジャンプ+」は初回無料などで、漫画を無料で読む事ができます!
今回は、「週刊少年ジャンプ+」で読むことができる漫画の中で、特に面白かったおすすめ漫画を紹介します。
週刊少年ジャンプ+(プラス)無料で読めるおすすめ漫画
SPY×FAMILY
遠藤達哉 先生の「SPY×FAMILY」。既刊13巻刊行中です。
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!
凄腕スパイの父と暗殺者の母、心が読める娘・アーニャのほのぼのコメディです。基本的には1話完結で、サクサク話が進みます。心が読める娘・アーニャを除いて、家族はお互いの素性を隠しながら生活しています。その認識のずれがコメディを面白くしています。バレそうな時に娘のアーニャが心を読んでフォローしようとするんですが、そのフォローがいちいち可愛いです。物語のテンポも良くて、絵も上手い、何よりアーニャのキャラが良くて、ずっと見続けたくなる魅力のある作品です。
左ききのエレン
原作:かっぴー先生、漫画:nifuni先生の「左ききのエレン」。全24巻です。
※かっぴー先生が描く原作版左ききのエレンは全33巻です。
天才になれなかったすべての人へーー。
広告代理店勤務の若手デザイナー・朝倉光一。納得出来ない理由で自ら勝ち取った仕事を取り上げられた彼は、やりきれない気持ちを抱えて横浜の美術館へと向かう。そこは、彼が初めて「エレン」という才能と出会った場所で…。
この作品は光一編と天才エレン編が交錯するクリエイターたちの群像劇です。
エレン編は、天才には天才の悩みがあって、その中で自身を変えてくれる人との出会いで成長していくエレンの成長物語といった、少年ジャンプ感ある作品です!
光一編は、この作品のテーマである”天才になれなかったすべての人へーー。”を感じる話になっています。光一の苦悩や葛藤、仕事への向き合い方など、自分もいい仕事がしたいと思わせてくれます。
そんな大人の心も抉るクリエイター群像劇左ききのエレン。
未読の方は是非読んでみてください。
タコピーの原罪
タイザン5 先生の「タコピーの原罪」の紹介です。全2巻完結済みです。
地球にハッピーを広めるため降り立ったハッピー星人・タコピー。助けてくれた少女・しずかの笑顔を取り戻すため奔走するが、少女を取り巻く環境は壮絶。無垢なタコピーには想像がつかないものだった。ただ笑って欲しかったタコピーが犯す罪とは…!?
何だこれは!?第1話を読んだ時、可愛らしい絵と壮絶なシーンのギャップが衝撃的でした。
いじめを受けているしずかちゃんやいじめっ子のまりなちゃん、しずかちゃんを好きな東くんなど少ない登場人物全員が複雑な家庭環境の中で育っていて、それが物語をどんどんと重くしていきます。
そんな重苦しい雰囲気の中で、純粋無垢な宇宙人・タコピーの純粋さ、異様さが引き立っています。
衝撃的な展開が続くので、物語全体に緊張感があり、続きが気になってしまいます。
タイトルの『タコピーの原罪』とは何を意味するのか?果たして、ハッピーエンドはあり得るのか?
誰もが「被害者」から「加害者」へと変わっていく、そんなことを考えさせてくれる作品です。
推しの子
原作:赤坂アカ先生、作画:横槍メンゴ先生の「推しの子」。
既15巻刊行中です。
週刊ヤングジャンプで2020年より連載中で、1週遅れで少年ジャンプ+でも連載中です。
原作の赤坂先生は「かぐや様は告らせたい」の作者でもあります。
主人公の青年が前世の記憶を持ったまま、推していたアイドルの子供に生まれ変わるといったいわゆる転生モノです。
主人公とその妹は双子としてアイドル・星野アイの子供として生まれ変わります。主人公だけでなく妹も転生者という設定で、ふたりとも母と同様に芸能の世界に足を踏み入れていきます。
この作品は、設定だけで見ると推しの子になるという幸せな日常ものに思えますが、サスペンス要素やyoutuberやテラスハウスのようなTVショー、SNSでの批判など現代社会を投影したリアルさもある作品です。
ネタバレになるのであまり語れませんが、想像とは違う展開になるはず!
一度は読んで見てほしい作品です。
怪獣8号
松本直也 先生の「怪獣8号」。既13巻刊行中です。
怪獣が発生し、容赦なく人々の日常を破壊するといった世界。
人々を守るため、怪獣と戦う防衛隊を描いた作品です。
主人公・日比野カフカは、で怪獣を全滅させるという幼いころの夢のため防衛隊の入隊を希望し、試験を受けに行くことを決意します。
しかし、謎の生物に体を侵食されて、自身が怪獣化してしまい、怪獣8号と呼ばれるようになってしまいます。
怪獣となっても夢を諦めず、人類のため防衛隊員になったカフカは、正体がばれないよう頑張りますが、仲間のピンチに力を使い正体がバレてしまいます。
話の展開自体は、予測できてしまうのですが、とにかく王道ど真ん中を突き進む本作は、読者が待ち望んだシーンがバンバンでてきて、いい意味で期待を裏切りません。
ヒーローってこういうものだよなと思わせてくれる主人公は、すごく応援したくなります!
ヒーロ物が好きな方はハマると思います!
サマータイムレンダ
田中靖規 先生の「サマータイムレンダ」。全13巻完結済みです。
幼馴染の潮が死んだ――。その報せを聞き、故郷の和歌山市・日都ケ島に帰ってきた慎平。家族との再会。滞りなく行われる葬儀。だが島にはある異変が…? ひと夏の離島サスペンス!!
ミステリー+タイムリープ物です。何度もやり直しながら島におきた異変、事件を解決していく話なんですが、その事件が島に伝わる言い伝えと関係していることがわかってきます。事件の薄気味悪さとタイムリープのストーリが上手く交わって、スリル満載で話が進んでいきます。ループ物の醍醐味である伏線も満載で、意味がわからないシーンも後から繋がってきます。できれば一気読みしたほうが楽しめると思います。練られた素晴らしいストーリを堪能したい方にはおすすめの作品です。
環の影
中川海二 先生の「環の影」。全4巻完結済みです。
天に懸かる巨大な“環(わ)”。その影を追い暮らす“影従国(ケイジュウコク)”。その小国の安寧の日々は、ある日突然、侵入者の手によって崩れ去る。小国の火種はやがて多くの国々を巻き込み、時代は大きくうねり出す。壮大なスケールと緻密な描写で紡ぐアジアンファンタジー巨編開幕!!
本作は、打ち切り?みたいな感じで終わってしまったのですが、世界設定、構成、デザインが素晴らしいと思いました。オリジナリティも高く、あまり見たことない作品です。巨大な環、それを追って暮らす国、白鎧(バトルスーツ)など独特の世界観と軍記物語がマッチして、今後の壮大な物語にワクワクします。
歴史物、群像劇が好きな方はかなりおすすめです。
2.5次元の誘惑
橋本悠先生の「2.5次元の誘惑」。既20巻刊行中です。
現実の女の子に興味ない、2次元キャラ「リリエル」をこよなく愛する漫画研究部部長・奥村のもとに「リリエルになりたい」といい現れた少女・天乃リリサ。彼女の頼みでコスプレの撮影に協力する奥村だが、目の前に現れたのは、リアルなリリエルそのもの!コスプレコメディ作品です。
最初はちょっとお色気要素ありのよくあるコメディ作品かと思っていました、、ですが違います!!
コメディと書きましたが、本作は、友情・努力・勝利の王道ジャンプ作品だと断言できます。そのくらい熱い展開が繰り広げられます。
コスプレという題材でここまでジャンプができるのか!と驚きました。
キャラクタも可愛く、ギャグも面白い、言うことなしの名作だと思います!
未読の方はぜひ読んで見てください。
ハイパーインフレーション
住吉九 先生の「ハイパーインフレーション」。全6巻完結済みです。
帝国の奴隷狩りで両親を失った主人公・ルーク。
奴隷狩りで最愛の姉までもオークションに出品され、絶望の中、
ルークは「体からお金を生み出す能力」を身につける。
しかし、このお金には致命的な欠点があって、、
本作品は、主人公ルークがお金を生み出すという不思議な力を使って、姉を取り戻す物語。
この作品は、一見真面目そうな話に見えて、ギャグ要素満載の経済コメディです。しかし経済の部分は、かなり本格的で勉強にもなります。
自由自在にお金が出せたら、どうなるか?そう世界経済は大混乱です。
ルークの力を巡って気まぐれ野生児、帝国のスパイ、超強欲商人など曲者たちの頭脳戦?が繰り広げられます。難しい話もギャグ要素満載でスラスラ読めて、キャラもみんな癖があって魅力的です。
強欲商人なんて、すべての言動が金のためなのになぜかむちゃくちゃかっこいいです笑。
おすすめの作品です。
歯医者さん、あタってます!
山崎将先生の「歯医者さん、あタってます!」。全8巻完結済みです。
裏社会で”不動の黒墨”と恐れられる主人公・黒墨琢磨。
彼は、女性が怖いという秘密があった。この弱点克服のため避け続けていた歯医者へ行くことになるが、そこには黒墨の口をトイレ扱いし、うんこを連呼する歯科医・白雪灯がいた。
この歯医者で灯の治療を受け、不動の黒墨が不動であったものに変化が!?
あらすじから意味があまりわかりませんが、読んでいても
何が起きているかわかりません笑。ハイスピードギャグ漫画です。
奇想天外で予測不能な動きを見せる魅力的なキャラたちが
織りなすラブコメ?的な漫画です。とにかく意味がよくわからなくても勢いで笑わせに来る本作は、いつ読んでも笑顔をくれる名作だと思います。未読の方は、ぜひ読んで見てください。
青のフラッグ
KAITO先生の「青のフラッグ」。全8巻完結済みです。
高3の春。主人公・一ノ瀬太一は、幼馴染でリア充な三田桃真と苦手と感じる空勢二葉と同じクラスになる。ある日、二葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力を頼まれた太一。青春を感じる3人の純愛物語です。
キャラ一人一人の心情がものすごく繊細に描かれた本作品。
多様な恋愛感情が描かれる本作品は、キャラそれぞれの悩みや葛藤が伝わってきて、読んでるだけで辛くなってくることも、、
それだけ感情が揺さぶられる作品です。
これはどこか儚げで切なくなる物語。
内容が気になる方は、ぜひ読んで見てください。
全部ぶっ壊す
へじていと 先生の「全部ぶっ壊す」。全6巻完結済みです。
かつて「破壊神」と呼ばれた神がいた。そしてその討伐に挑んだ「英雄」。激闘の末、二人は相討ちとなり滅した…はずが…! 時は現代、目覚めた「破壊神」は、華奢な女の子の姿になっていた。しかも、目の前に現れた双子の兄と名乗る者の正体は、相討ちになった「英雄」であった。現代に蘇った「破壊神」と「英雄」の奇妙な毎日が始まった。新感覚撃滅不思議コメディ! 堂々開幕……!!
勇者と魔王が現代に転生して暮らすほのぼのコメディ。可愛らしい絵柄とゆる〜い空気感が癖になります。
ほんとにほのぼのという感じで、暖かい空気感をまとっていて、今後も見続けたい作品です。
まとめ
以上、無料で読むころができる「ジャンプ+(プラス)」のおすすめ漫画まとめでした。
※時期によっては無料で読めないことがあります。定期的に最新話まで、初回無料で読むことができるキャンペーンがあるので、作品をお気に入り登録してチェックしてみてください。
未読の作品があれば、どれもおすすめの作品ですので、チェックしてみてください。
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