心理戦や駆け引きが楽しめるおすすめ漫画を紹介します。
頭脳戦おすすめ漫画
嘘喰い
迫稔雄先生の「嘘喰い」。全49巻完結済みです。
多重債務者の青年・梶隆臣の前に現れた謎の男・斑目貘。自らをギャンブラーと名乗り、梶の債務返済を手伝うと豪語し、闇カジノへ乗り込む。獏と行動をともにする梶は、命すら対価にするギャンブルや、それを成立させる立会人の秘密組織「賭郎」(かけろう)の存在を知る。かつて賭郎の長の座を賭けた大勝負「屋形越え」に敗れ、すべてを失った男・貘は再び「屋形越え」に挑むべく動き始める。
本作はギャンブルを題材にした作品で、幅広い種類のゲームで登場人物たちが様々な頭脳戦を繰り広げる漫画です。ギャンブルの世界で負けを踏み倒したり勝負から逃れようとする相手に対して暴力や権力といったものにも重きが置かれており、バトル展開もあります。確かに勝負に負けた相手は素直に負けを認めるとは思いませんしね。特に命や大金がかかった勝負ならなおさらです。そういう意味でも知力だけでなく暴力にも重きを置くのはリアルだなと思います。
キャラ同士の頭脳戦は先を読ませない展開で、ミスリードやドンデン返しも頻出しますし、読んでいて続きが気になります。話を考えてる作者すげーってなること間違いなしです!
今際の国のアリス
麻生羽呂先生の「今際の国のアリス」。全18巻完結済みです。
あのNetflixでも実写化した作品です。
やりきれない日常に苛立つ高校生・有栖(アリス)。悪友の苅部や張太と街をぶらついていると、街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の人間は消えていた。夜、ふらりと入った神社で告げられる命を賭けた「げぇむ」の始まり。理不尽な難題の数々を前に、アリスたちは生き残るために「げぇむ」を攻略していく。
本作は、よくある主人公が急にデスゲームに巻き込まれ、それを仲間とクリアしながら生き残るというものです。しかし、本作はそこらへんのデスゲームものよりゲームの展開や知略を生かし正に頭脳戦と呼べるものがおおく良くできていると思います。
また、登場人物たちそれぞれにストーリーが有り、キャラも魅力的で読み応えが在ると思います。ラストは好みが分かれると思いますが、全体を通して、デスゲームものとしてはかなりおすすめの作品です!
未読の方はぜひ読んでみてください。
DEATH NOTE(デスノート)
原作:大場つぐみ先生、漫画:小畑健先生の「DEATH NOTE」。全12巻完結済みです。
言わずとしれた超名作。ドラマ化、映画化もしました。
このノートの名前を書かれた人間は死ぬ。死神が人間界に落とした1冊のノート「DEATH NOTE」。ノートを拾ったのは正義感が強く優等生の夜神月。デスノートを拾ったことをきっかけに犯罪者を抹殺し、「犯罪者のない理想の新世界」を作ることを決意する。その月を追うのは、世界一の名探偵”L”。この二人を中心に壮絶な頭脳戦が繰り広げられる。
本作ほど純粋に知略だけで勝負を展開した漫画はないのではないでしょうか。月もLも優秀でその二人が相手の次の一手を読み合い、対策を練る。
どちらが勝ってもおかしくないと思わせてくれるほど、優秀に書かれた二人の頭脳戦は、必見です。
月の思想とかには、一部共感できますが、やはり私はL側を応援したくなりました。結末としては、漫画版より映画版の方が好みです。どちらも面白いので、見てない方はぜひ見てみてください。
ACMA:GAME(アクマゲーム)
原作:メーブ先生、作画:恵広史先生による「ACMA:GAME」。
全22巻完結済みです。
高校3年・織田照朝は、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。それに加え、日本有数の財閥・織田グループの総会長でもある。ある日、「ゲームの勝者が要求するものを敗者からなんでも奪う」という「アクマゲーム」を発動する「悪魔の鍵」を持つ者が目の前に現れ、照朝は「アクマゲーム」に巻き込まれていく。ーー悪魔の遊戯(ゲーム)が誘(いざな)う、究極の“頭脳×心理”バトル!!
本作はアクマゲームと呼ばれる独自のルールに沿った様々なゲームで、登場人物たちが頭脳戦を繰り広げます。
ゲームの内容とルールが提示されてゲームが始まるのですが、ルールに触れない範囲で許される行動を見つけながら行われるので、読者には中々先が読めない展開になっています。
主人公が非常に優秀な設定なので、ゲームに勝つための戦略やそこに至るまでの思考も特に違和感なく読むことができます。
1回のゲームも程よい長さで終わるので、読みやすくて楽しめる作品です。気になった方はぜひ読んでみてください。
まとめ
以上、頭脳戦漫画のおすすめ4選の紹介でした。
どれもおすすめなので、気になった作品があればチェックしてみてください。
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